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最近話題?のストレートネックについて
近年、『ストレートネック』というワードをちょこちょこ見掛けるになった。私がこの職に就き15年になろうとしてますが、懐かしいなという感覚。とりあえず首が真っ直ぐだからそれが原因と言っておけという過去が・・・。たしかにストレートネックは存在する。それは頸椎を触ればカーブがないことはわかるので。
当店に初診で来店される方で、「他店さんでストレートネックが原因と言われた」と言われることがある。愛想のない私はその度に「ん~、、、」となってしまう。本来なら、「その通りです、首の後ろが突っ張るし、カーブがない分だけ振動や負担が大きくなりますらね!ヘルニアになる恐れもあります!」と言わないとダメなのだが、若い時は平気で言えたのに。
そもそもストレートネックとは何かというと、首は7つの骨がくっ付いてそれが三日月のようにカーブを描いているのが理想(若干上を向く感じ)とされていて、ストレートネックはそれ逆バージョン(アゴを引く感じ)。アゴを引くとの後ろが突っ張るようになるので筋肉やらに負担が掛かるとされていると思う。二重アゴの原因ですとも言いそうだが。
頸椎のカーブは大人になればよっぽどのことがなければ変わることはない。本当のストレートネックと言われた人は生まれつきじゃないかなと思う、側湾症みたいな。本当じゃない場合は、筋肉に引っ張られてしまっている場合(後天的・仮説)かなと。脱線するが、側湾症の人は全員肩こりや腰痛持ちかと言うとそれはない。
ストレートネックは結果的にそして一時的にストレートになっている状態であって、ストレートになったせいで症状(肩こり)が出ているわけではないかなと思う。
臨床上、ストレートネックであっても肩こりを感じない人もいるし、ストレートでなくても肩こりを感じる人もいる。来年にはまた新しい名前の何かが出てくるんだろうけど。
見た目に関して改善したい場合は、結論としては身体が良い方向に行けば改善するが、生まれつきの場合(そもそも生まれつきかどうかは誰もわからない・・・)はやってみないと分からないかなと。
季節の変わり目の自律神経の不調
連日30度の暑さから急激に冷え始めてきました。ここ数日で身体の不調で当店へ駆け込んでくる方々を多く見受けます。
症状としては
・肌荒れ
・動悸
・頭痛
・吐き気
・便秘
・下痢
・生理不順
などの年間で比較的少ない訴えが多かったです。
大抵が自律神経の不調が関わっています。
原因としましては、台風での気圧の激しい変化・内外気温差がほとんどではないでしょうか。
自律神経とは身体を一定の状態(体温調節など)に保ってくれるありがたい機能を持っているのですが、あまりにも働くことが激しくなると自律神経も疲れてしまうのです。その結果、身体に不調をきたします。
対策としては一番は運動かなと(軽い筋トレや散歩)。
目的は全身の血流と脳血流を良くして脳の疲れを取るためです。
脳血流に関しては、夏の暑い時期は身体の外に熱を逃がそうと皮膚の血流が増えて汗をかこうとします。それによって、血圧が低下し、脳への血流が減るために脳が酸素不足になり脳が疲れるのです。自律神経は脳にあります。
血流を良くすることが脳・自律神経の復調のきっかけにもなります。
体調がすぐれないなと思う時こそ、無理のない範囲で身体を動かしてあげて下さい。
ディバーシファイドテクニック(ボキボキ技術)をちょいちょい
ここ最近この技術をちょいちょい復活させています。キャリアが15年になり、良い感じで施術へのこだわりも消えたのでまた初心に戻ってみようかなと(当然、脳への探究心は維持のまま)。薄々感づいてはいましたが、やはりこの技術が一番受けが良いですね。自転車と同じで数年やっていなくても体は覚えているどころか、こだわりが消えたおかげで以前より上手くなっている気がします。
ディバーシを改めて調べたところ、【ディバーシファイドは古典的で科学的な発展を取り入れていないという側面もあります】とのこと。ごもっともですね、知っています。しかし、プラシーボ効果でも改善するのであればOKかと。
ということで、ボキボキが好きな方は遠慮なくお申し付け下さい。
頭痛 脳脊髄液 圧迫
来店される理由に多くある頭痛持ち。たまに痛くなるのであれば市販の頭痛薬で抑えればいいというスタンスでいますが、そういった方は稀で週に何回もという場合が多い。
ここでは、頭痛外来に行ってもマッサージに行っても改善されないというケースを説明。
【脳脊髄液が脳を圧迫】
頭蓋骨の中には脳があり、その隙間には脳脊髄液というお水で満たされています。そのお水は脳の脳室という場所から随時生産されています。生産された脳脊髄液は頭蓋骨を満たし、背骨に流れ仙骨まで行きまた上に戻る一貫した流れがあります。身体をグルグル巡っているのです。(脳脊髄液の必要性に関しては省略)
しかし、このお水がもし頭蓋骨に停滞したままになってしまったらどうだろうか。
脳が圧迫されストレス状態になってしまうのです。
それが頻繁に起こる頭痛の原因の1つにもなっているのです。
ではなぜ脳脊髄液が停滞してしまうのか?
頭蓋骨は自発呼吸といって無意識に膨らんだりしぼんだりと動いているのです。それがポンプ作用になり脳精髄液を押し出してくれています。その自発呼吸が失われてしまうと、頭蓋骨内に停滞してしまう原因の1つにもなっています。そういう人の頭蓋骨は触ると固くなっているのですが、本来は呼吸があるため触った時に柔らかさを感じます。
自発呼吸が失われる原因はストレスと言われています。
・季節の変わり目
・精神的ストレス
・肉体的疲労
etc
当店の技術ではその自発呼吸を戻すのが目的となります。
グリグリ頭蓋骨を押し込むような施術ではないので、お困りの方はぜひお試しください。施術回数の目安は個人差があり1回でも改善される場合は多いですが、3回を目安に考えて頂けるとよろしいです。
※施術においては別ページを参照下さい
開業9年目になりました
早いもので気付けば9年目。
1人で大きな病気もなく無事に迎えられました。
この仕事で色々な患者さんを診ることにより、人生の価値観も変わりました。
9年目は多様な技術を取り入れ、さらにステップアップ出来たらと思います。
これからもどうかよろしくお願い致します。